森に泊まろう!!「七ヶ宿・山がっこ」

事業団体名    特定非営利活動法人 水守の郷・七ヶ宿

1.活動の概要 

「森林と水の繋がり」について理解を深めることを目的とし、木に触れ山を身近に感じてもらう為の森林整備活動を中心とした体験メニューで、平成24年7月~11月の毎月第3日曜日を中心に6回にわたり「七ヶ宿・山がっこ」を実施しました。

第1回

「森の遊園地づくり」では、平成24年春に爆弾低気圧に襲われ、風倒被害にあった、「山がっこ」の体験フィールドのアカマツを切り出し、林床の整備を行うとともに、七ヶ宿ダムサイトで、切り出した丸太を利用した花壇作りを行いました。丸太の花壇には、東日本大震災の被災地へ届ける、ハーブの苗が植えられました。木を利用する暮らし、「木づかい」について考えてもらいました。

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「森に泊まろう」では、森の中に張ったテントに宿泊しながら、間伐や枝打ちを体験し、木の「身長当て」「年齢当て」クイズを行い、木を身近に感じてもらうメニューを実施しました。また、枝を拾って燃料にし、石窯でピザを焼いて食べたり、五右衛門風呂を沸かしたり、再生可能なエネルギーについて考えてもらいました。

第4回
「森の遊園地づくり」では、やはり間伐や枝打ち体験や木のクイズを実施しながら森林を整備するとともに、第1回の「山がっこ」で整備した、七ヶ宿ダムサイトの花壇で栽培されたバジルの収穫を行い、ソースやソーセージをつくり、森のエネルギーでパスタを茹でて、みんなで美味しい料理を食べて、野外活動について考えました。

第5回
「森の遊園地づくり」は、生憎の雨模様となりましたが、「森の食材づくり」と題して、なめこの植菌作業を行いました。山から切り出した丸太に、ドリルで穴をあけて、ゴムハンマーで駒を打ち込みました。昼ごはんは、薪を燃料とし、自然の恵みいっぱいの芋煮を食べ、自然が与えてくれる食材について考えてもらいました。

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 「森の遊園地づくり」は、間伐や枝打ち体験を行い、そこで発生した材や枝、以前に体験活動で利用した竹を使い、森の恵みを無駄なく使い切る、炭焼き体験を行いました。森にある木が、薪になったり、炭になったり、家具や家になったり、様々なものに利用することが出来る事を題材に、持続可能な社会とは何かを考えてもらいました。

バックアップ作業
 安全な体験学習のために、フィールドの整備や点検は重要な要素となります。事前に危険予知を行い危険を取り除くことで、怪我のない楽しい活動を実施する事が出来ました。

2.活動の成果   

助成を頂いて2年目という事もあり、体験メニューも充実し、講師陣の経験値も増し、様々な年齢層の参加者にスムーズに対応する事が出来るようになり、参加者の皆さんに、木や森を身近に感じてもらう事が出来たと思います。

参加者の皆さんには、活動の最後に「ふりかえり」による感想を発表してもらい、今後の活動における大切なアドバイスやヒントも得ることが出来ました。

しかしながら、何よりの成果は、参加者の皆さんが森に驚き、森に感動し、森を楽しみ、森の大切さを感じてくれたことであると思います。